【2025年5月7日 為替市況 簡単 まとめ】円、4日ぶりに反落じゃ〜
米中対話ムードでリスク資産に資金が流れ、円は売られたの〜
5月7日(水)のニューヨーク外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反落したぞい。
終値は1ドル=143円75〜85銭で、前日比1円40銭の円安・ドル高となったんじゃ。
きょうの主な材料は、やはり米中の貿易交渉再開への期待感じゃな。
米政権は、ベッセント財務長官らが今週スイスで中国と正式な協議に入ると発表。交渉は10日から始まるとのことじゃ。
ベッセント氏は「緊張緩和につながる内容になる」と自信を見せたが、トランプ大統領は「関税引き下げはまだ考えておらん」と慎重な姿勢。
交渉の先行きは見通せないものの、「とにかく対話が始まること」が安心感につながり、米株をはじめとするリスク資産が買われたんじゃな。
その結果、安全資産の円は売られたというわけじゃ。
FRBは金利据え置き、パウエル氏は“焦らない”発言じゃったの〜
また、同日まで開かれていた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り政策金利の据え置きが決まったんじゃ。
注目のパウエルFRB議長は、会見で「関税や米経済の不確実性はあるが、今のところ政策変更を急ぐ必要はない」と繰り返したんじゃ。
市場では「利下げの可能性に前向きな“ハト派”的な発言が少なかった」との受け止めが広がって、ドルが買われる展開になったのじゃ。
この日の円の高値は142円91銭、安値は144円00銭じゃったぞい。
ユーロも巻き込まれて円と一緒に反落じゃ〜
円はユーロに対しても4日ぶりに反落。
終値は1ユーロ=162円50〜60銭で、前日比55銭の円安・ユーロ高じゃった。
米中協議の前進期待+米株高が背景にあり、リスク選好ムードが強まり、ユーロ円でも円が売られた形じゃのう。
一方で、ユーロはドルに対しても反落。
終値は1ユーロ=1.1295〜1.1305ドルと、0.0065ドルのユーロ安・ドル高じゃった。
FRBの“利下げ慎重”スタンスと、米中対立の緩和期待が組み合わさって、ドルが幅広く買われる展開になったんじゃな。
ユーロの高値は1.1371ドル、安値は1.1292ドルじゃったの〜。
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