【FXシグナル配信】 『全敗・損切り』 -11.0pips📉 逆神・曲がり王の実績＆運用結果【2025/5/30】金曜日　米中摩擦と物価鈍化で円買い優勢に

【2025年5月30日（金） 為替市況 簡単 まとめ】2025年5月30日NY市場まとめ

米中摩擦と物価鈍化で円買い優勢に

30日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が続伸し、1ドル＝**144円00〜10銭（前日比10銭の円高・ドル安）**で取引を終えたのじゃ。

背景には、米中貿易摩擦の再燃や米国のインフレ鈍化が意識され、安全通貨である円への買いが優勢となったことがあるのじゃよ。

📉 米中貿易摩擦が再び懸念材料に

この日、トランプ大統領はSNSで「中国は我々との貿易合意を完全に破った」と投稿。

USTR（米通商代表部）のグリア代表も、中国の対応の遅さを問題視する発言をしたのじゃ。

さらに米政権が中国ハイテク企業への制裁強化を検討していると報じられ、投資家心理が一段と冷え込んだのじゃな。

こうした流れを受けて、リスク回避の円買い・ドル売りが進行した形じゃ。

🏛 裁判所の判断も市場を揺らす

前日には、米連邦巡回区控訴裁判所が「相互関税」差し止め命令を一時停止する判断を下したものの、
市場では「政権は他の手段で関税強化を継続するだろう」との見方が根強く、先行きは依然として不透明。

このような政策不透明感もドルの重荷となり、円買いの後押し要因になったのじゃ。

📊 米インフレ鈍化でFRB利下げ観測も

30日朝に発表された4月のPCE物価指数は前年比**+2.1%**にとどまり、市場予想（+2.2%）を下回ったのじゃ。

「今後の関税影響を除けば、インフレ鈍化が進んでいる可能性がある」として、FRBの利下げ観測が浮上し、これもまた円買い材料になったのじゃよ。

ただし円の上値は限定的

ミシガン大学の5月消費者態度指数（確報値）は52.2（速報値50.8→上方修正）で、市場予想も上回ったのじゃ。
米経済の底堅さも意識され、円の上値は限定的だったぞい。

💶 ユーロ相場の動き

円は対ユーロで4営業日ぶりに反発し、1ユーロ=163円40〜50銭（前日比45銭の円高）で取引を終えた。
一方、ユーロは対ドルで反落し、**1ユーロ=1.1345〜55ドル（0.0015ドルのユーロ安）**だったのじゃ。

ドイツの消費者物価指数の伸びが鈍化し、ECBによる6月の利下げ観測が広がったことがユーロ売りに。
ただし、米中摩擦の影響でドル売りも根強く、ユーロの下値も堅かったというわけじゃな。

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