【2025年5月28日(水) 為替市況 簡単 まとめ】円が再び下落
投資家心理が改善、ドル買い強まる展開に
2025年5月28日(火)早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落しておるぞい。
朝8時30分時点でのレートは、1ドル=144円22〜24銭。
これは前日17時から49銭の円安・ドル高という結果じゃ。
円安が進んだ背景には、いくつかの重要なポイントがあるのじゃ。
円が売られたワケ①
日米金利の安定と、財務省の発行計画見直し観測
日本の財務省が6月20日に予定される国債市場特別参加者(PD)会合を受けて、
2025年度の国債発行計画を見直す可能性が高まっておるそうじゃ。
特に「超長期債の発行が減るのでは」という観測が強まり、
国内金利が低下 → 円売り要因になっておるんじゃ。
また、米国の金利もこの日は落ち着きを見せており、
急激な金利上昇への警戒感が和らいだことで、
円の持ち高調整が進んだようじゃな。
円が売られたワケ②
さらに、26日には欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が興味深い発言をしたのじゃ。
「トランプ大統領の政策によって金融市場が混乱している今こそ、ユーロが国際的な役割を強める好機じゃ」
という発言が伝わったことで、
ユーロの存在感が一段と増し、ドル売り→ユーロ買いが強まったのじゃな。
そして、ユーロ高が間接的に円買いにも波及しておるようじゃ。
円が売られたワケ③
米景気の減速懸念が後退したのじゃ
さらに、27日に発表された5月の米消費者信頼感指数は「98.0」と、
前月の「85.7」から大幅な改善を見せたのじゃ。
「関税への強硬姿勢がやや緩和された影響じゃろう」という見方もあり、
これがまた、ドル買いを後押ししたようじゃな。
円はユーロに対しても安い展開
円はユーロに対しても下落。
朝8時30分時点でのレートは、**1ユーロ=163円48〜52銭(48銭の円安・ユーロ高)**じゃった。
一方でユーロは対ドルでわずかに下落。
1ユーロ=1.1335〜36ドル(0.0005ドルのユーロ安・ドル高)となったぞい。
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